サッカー選手になるには?プロへの道まとめ。高校サッカー・ユース・大学進学から海外留学まで

 

男の子の将来なりたい職業、6年連続1位を獲得しているサッカー選手。(第一生命保険調べ)

「将来プロサッカー選手になる!!」

という夢を持つ子供は非常に多いでしょう。

 

プロフットボーラーへの道。

王道ルートはあるものの、決して一つだけではありません。

今回、プロサッカー選手になるまでのルートをまとめてみました。

どのようなルートがあるのか、是非知っていただきたいと思います!!

 

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中学時代

JクラブのJrユース

出典: Twitter

プロへの最短ルートはJクラブの下部組織に入ること

JクラブのJrユース(中学) → ユース(高校) → トップチーム(プロ)入り

このパターンがプロサッカー選手になるための最短ルートです。

Jクラブ下部組織について
ユース:    18歳以下(高校時代)
ジュニアユース:15歳以下(中学時代)
ジュニア:   12歳以下(小学時代)

スペインのセビージャ所属、清武弘嗣選手はまさにこのパターン。

大分トリニータのU-15、U-18チームを経てトップチーム入りされました。

 

プロを目指す出発点としてJクラブのJrユースに入ることは、本気でプロを目指す選手にとってベストの環境が手に入ることでしょう。

選考試験(セレクション)に合格しなくてはJrユースチームには入ることができません。Jrユースは狭き門です。

Jrユースのメリット・デメリットは?

  • メリット:小学時代にバリバリ活躍したサッカーエリートが集まるため、ハイレベル環境でサッカーに打ち込むことができます。
  • デメリット:レベルが高過ぎるため、試合機会に恵まれなかったり自信喪失してしまう選手も。

中学卒業後、ユースに昇格できなくても…

中村俊輔選手は「マリノスのJrユース」→「高校(桐光学園)」のルートでプロに。

本田圭佑選手は「ガンバのJrユース」→「高校(星稜)」の道を辿り、プロ選手になりました。

ユースに昇格できずとも、その逆境をバネに高校サッカー強豪校に進学しプロになった選手もいます。

最終目標はあくまでプロになること、これに尽きます。

 

地元の街クラブ

出典: Twitter

Jrユースに入れる子は小学校時代、強豪校で経験・実績を積んでいたり、地域でサッカーがうまいことで有名だったりと、とにかくすでに飛びぬけている子が選ばれます。

Jrユースに入れなかった場合、地元の街クラブで才能・技術に磨きをかけ、中学卒業後にサッカー強豪校ユースチームに入るルートが王道です。

逆に言えば、Jrユースのセレクションに落ちても全く落ち込むことはありません。

街クラブのメリットは、レベルに応じて自分に合った環境・サッカースタイルのチームを選べる事

与えられた環境で、技術を磨き経験を積みましょう。

「街クラブ」→「高校強豪校」→プロ入りした選手例

岡崎慎司(レスターシティFC)選手の場合>

中学時代:街クラブと中学のサッカー部

高校時代:サッカー強豪校の滝川第二

乾貴士(SDエイバル)選手の場合>

中学校時代:街クラブ

高校時代:滋賀県立野洲高校

鈴木武蔵(アルビレックス新潟)選手の場合>

中学校時代:街クラブ

高校時代:桐生第一高校

部活動(サッカー部)

出典: Twitter

中学時代、街クラブに入団せずに部活動としてサッカー漬けの日々を送る方法。

ここでは、県・全国大会で実績を積んだり、チャンスあればJクラブ下部組織の練習参加をしたり、とにかく誰かの目に留まるような活躍をしたいところ。

高校時代に花を咲かせるためにも、優秀な指導者がいる常勝校の中学に入学するのがベストです。

「部活動」→「Jクラブユース」→プロ入りした選手例

遠藤 航(湘南ベルマーレ)選手>

中学時代:サッカー部

高校時代:ユース(湘南ベルマーレ)

柏木陽介(浦和レッズ)選手>

中学時代:サッカー部

高校時代:ユース(サンフレッチェ広島)

久保 裕也(BSCヤングボーイズ)選手>

中学時代:サッカー部

高校時代:ユース(京都サンガFC)

「部活動」→「高校」→プロ入りした選手例

長谷部 誠(フランクフルト)選手>

中学時代はサッカー部。静岡県の名門藤枝東高校卒業後、浦和レッズへ。

川島 永嗣(FCメス)選手>

中学サッカー部でGKに。浦和東高等学校を卒業後、大宮アルディージャへ。

浅野 拓磨(アーセナル)選手>

中学時代はサッカー部に所属も無名選手であった。四日市中央工業高校へ進学するとその才能が開花。卒業後、サンフレッチェ広島へ。

 

中学時代、Jrユース・街クラブに所属せず無名選手であっても、高校で才能を開花させプロになった選手はたくさんいます。

逆にJrユースに入ったエリートでも、エリート達との競争に埋没してしまい、試合経験が積めず中学時代に伸び悩む選手も多いです。

そうなると、身体が大きく成長する中学時代に最も重視すべきは以下の2点。

  1. 可能な限り高いレベルの環境で
  2. レギュラーを勝ち取り試合に出ること

 

高校(~大学)時代

「Jクラブのユースチーム」からプロへ

ユース上がりが8割以上占めるJチームも!

北海道コンサドーレ札幌は、実に82%がユース上がり

コンサドーレでプロ入りを目指すのであれば、下部組織に入ることが一番近道となります。

「ユース」のメリットは?

  1. プロの練習に参加可能:高校時代、ユースに所属していると、チャンスあればトップチームの練習に参加できたり、選手登録され試合出場できる可能性も。
  2. 一貫した指導体制:高校サッカー部とは違い、Jクラブのアカデミーでは専門コーチの指導を受けられる。「個」を伸ばすことも重視しており、選手の個性をしっかり伸ばしてくれる指導が期待できる。
  3. 整ったサッカー環境:高校サッカーの場合、土グラウンドが多い。一方ユースの練習グラウンドのピッチ状態は良く、プロと同じ設備を使用できたりと、サッカーに打ち込める環境が完璧に整っている。
  4. プロ予備軍がいるハイレベル環境:プロになっても、ポジション争いは永遠に続く。

「ユース」のデメリットは?

  1. 高校卒業後、トップチーム(プロ)へ昇格できる保証はない
  2. トップチームに上がれそうになければ、卒業前に大学進学するなど進路を考えなくてはならない

 

「高校サッカー」からプロへ

スカウトに注目されろ!

プロ野球選手になるには、甲子園に出場し、そこで活躍してプロ球団からドラフト指名されるルートが王道。

サッカーの場合、Jリーグのスカウトが注目する大会(インターハイや高校サッカー選手権)で活躍し、注目を浴びる必要があります。

そのためにはサッカー強豪校へ入学することが重要

(強豪チームに入れなかった場合、県選抜に選ばれるなど、何かしらの自分を露出アピールする機会をもつ必要が出てきます。)

「高校サッカー」のメリットは?

  1. 総合力の成長期待高校サッカーの監督は教職者。サッカーの技術だけでなく人間性や精神面での指導など、幅広い教育を受けることが可能。また先輩後輩の上下関係なども厳しいため礼儀作法なども学べる。
  2. サッカー強豪校の指導者は優秀:高校でユースを選択せず、あえて優秀な有名監督がいるサッカー強豪校へ進学する選手もいます
  3. 高校で活躍すれば様々なJチームからオファーを受けることができる:例えば、浅野拓磨(アーセナル)選手は高校選手権で大活躍。横浜F・マリノスやサンフレッチェ広島含め複数クラブから獲得オファーが
  4. サッカー推薦で大学入学も可能:進路の幅が広がるのが高校サッカー経由ルートのメリット。

 

サッカー選手として大成するためには、サッカー技術だけでなく精神的タフネスや総合的な人間力が必要になってくることは、本田圭佑選手をみればよく分かるはずです。

尚、今は高校・クラブチームを問わず対戦するプリンスリーグという全国大会もあります。高校サッカー部に所属していても、プロ予備軍のユースクラブと対戦することができ、自分の実力を試すことも!

 

「街クラブのユースチーム」からプロへ

かなり少数派ルート

香川真司(ドルトムント)選手>

中学時代:仙台へサッカー留学。街クラブのFCみやぎバルセロナに所属。

高校時代;宮城の高校へ進学。FCみやぎバルセロナのユースチームに所属する。

出典: Twitter

香川選手のように中学卒業後、街クラブのJrユースからそのまま街クラブのユースに進む選手は稀。

プロへの王道ルートは高校サッカーJクラブのユースチーム経由となりますが、決してプロへのルートはそれだけではないことが分かります。

 

「大学進学」後、プロへ

出典: JUFA関東 関東大学サッカー連盟公式チャンネル

大学進学後、Jリーガーの道に進む選手も増えている

長友佑都(インテル)選手>

明治大学に進学。全日本大学選抜に選ばれるなど活躍。プロも目に留まり、大学卒業待たずしてFC東京とプロ契約。

小林悠(川崎フロンターレ)選手>

拓殖大学に進学後、特別指定選手として水戸ホーリーホックに所属しJリーグデビュー。大学卒業後、フロンターレ入団。

坪井慶介(湘南ベルマーレ)選手>

福岡大学を経て浦和レッズに入団。

 

武藤嘉紀(マインツ選手も高校卒業時、トップチーム(FC東京)へ昇格することができたにもかかわらず、大学(慶応義塾)進学の道を選びました。

 

大学進学するメリット・デメリットは?

  • メリット:「大卒」という資格を手に入る。4年間という時間で自分を見つめなおすことも。
  • デメリット:大学卒業時、年齢はすでに22歳。選手寿命が短いと言われているサッカー選手。一流選手ですら30歳を超えると引退する選手も出てくる。海外挑戦も考えるならば、プロで活躍できる期間が10年前後しかないのは人によってはハンデに。

 

大学の4年間でしっかりと自分を見つめなおせる時間を持てるのが、最大のメリットになるかもしれません。

高校卒業時、なぜプロになれなかったのかをしっかり考え、それでもなおプロサッカー選手になりたいと思えるのであれば、それは絶対に自分自身で叶えなくてはならない夢なのでしょう。自分自身、プロで通用する自信があるのであれば、なおさらです。

 

一方、大学に入ると世界が一気に広がります。

周りの人間も多種多様。様々な誘惑も現れます。

サッカーだけ打ち込んでいた環境がガラッと変わってしまっても、変わらずサッカーに情熱を注げるのか?

ここはもう、本人次第です。

 

「その他のルート」でプロへ

高校卒業後、Jリーガーになれるのはほんの一握りの選手たち。

プロになれず高校卒業した場合、大学進学の他、以下のルートもあります。

海外留学する

極めていばらの道となるでしょう。

海外の場合、サッカーの実力の他、言葉・文化の違いなど、様々な壁があります。

しかしながら実際、海外サッカー留学後、Jリーガーになった選手だっているのです。

出典: Twitter

 

高校卒業後、ドイツに渡った中川雄貴選手もサッカーの本場、ヨーロッパで頑張っております!

出典: Twitter

社会人サッカー、J2など

社会人サッカーの場合、仕事をしながらのサッカーとなるため、プロへの道は厳しいと言わざるを得ません。

地域(社会人)リーグでプレーをしながら、J2(もしくはJ2昇格を狙う)チームと契約するなどの必死の努力が必要となるでしょう。

 

プロフットボーラーへの情熱が燃えている限りは、道は必ず現れます。

 

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小学生時代

「サッカー小僧」が原点

多くの子供にとって、サッカーとの出会いは小学校時代となるでしょう。

(珍しい例ですが、西部洋平(清水エスパレス・GK)選手は高校からサッカーを始めました。元アルゼンチン代表のバティことガブリエル・バティストゥータにいたっては、なのと17歳まではバスケ選手だったとのこと。)

いぜれにせよ、大多数の子供は小学校でサッカーを始め、サッカーに没頭し、サッカー小僧になります。

サッカー小僧になることが、先ずプロへの第一歩、全ての原点になるのかもしれません。

 

 

夢をずっと持ち続けることは至難の業

サッカー小僧になり、心に芽生えた「将来プロサッカー選手になる」という果てしなく大きな夢

しかし子供が成長するにつれ、大きな夢ゆえに苦しむ子供も出始めるでしょう。

小学時代、あんなに楽しかったサッカーが、中学校に入ると途端に苦しく感じる…。

それは徐々に子供が現実を理解し始めるからです。

自分には才能がなかった。

夢を諦め、別の夢・目標を探す子供も出てきます。(当たり前ですが、夢を諦めること自体、全く悪いことではありません。)

一方で、夢を捨てきれない選手もたくさんいることでしょう。、

大切なのは、決してあきらめないこと。

大きな夢を持つと、これでもかといわんばかりに様々な試練が襲いかかります。

サッカー選手であれば予期せぬ大ケガ周囲の評価・環境過酷なレギュラー争い・練習などなど、本当にもう色々あるわけです。

でも試練は夢の代償。

避けることはできません。

 

最後にACミラン、本田選手の名言を。

俺なんて全然、天才タイプじゃないし。それで才能がないから諦めろなんて言われたらどんだけの人が一瞬で諦めなきゃあかんねん。

 

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