ドラマ「ラヴソング」第1話の感想。吃音のヒロインと挿入歌の哀愁

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福山雅治さん主演の期待の新ドラマ「ラヴソング」(フジテレビ系)が始まりました。

“ましゃロス”後、初めてのドラマ出演であり、また伝統あるフジの月9枠ということもあり、いい意味でも悪い意味でも注目度は高いドラマとなりそうです。

そして、ヒロイン役の藤原さくらさんにも注目ですね!

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お芝居はまだ未知数の藤原さんですが、さてさて、第1話のみなさんの評価は如何でしたか?

今のところ、賛否両論。どちらかというと、悪い方の評価が目立っておりますね。

では早速、ネタバレ前提で、感想を書いていきます!

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引用元 -  「ラヴソング」オフィシャルサイト

– あらすじ –

神代広平(福山雅治)はプロのミュージシャンだったが、今は別の仕事をしている。独身で定住はせず、持ち前のルックスを活かして女性の家を転々とする生活。この日も、そろそろ潮時と感じた女性に別れを告げ、少ない荷物とギターケースを担いで出て行った。
佐野さくら(藤原さくら)は、大型車販売店の整備工場で整備補助として働いている。愛想は良いのだが、まともな返事が出来ないのか上司の滝川文雄(木下ほうか)に、いつも注意されていた。また、さくらは仲間たちとも、あまり会話をしない。さくらへの注意を終えた滝川が、先生と呼んで挨拶したのが神代。神代は企業カウンセラーとしてこの会社に週2日で勤務していた。

仕事を終えた神代はライヴハウス『S』へ。オーナーの笹裕司(宇崎竜童)には、神代が女性と別れただろうと即座に見抜かれてしまう。神代は当面の宿を笹に頼むが、うちはダメだと断られてしまう。神代の以前の仲間たちも、みんな結婚しているので頼りにくい。笹はまた宍戸夏希(水野美紀)に頼めば良いと神代に促す。夏希に頼むのは気がひける様子の神代はマンガ喫茶に一夜の宿を求める。しかし、どうにも居心地が悪い。仕方なく、夏希の家に転がり込むことになった。

そんなある日、さくらは職場でミスをしてしまう。仕事仲間とのコミュニケーション不足を案じる滝川は、さくらを神代に診てもらうことに。神代は人と話すのが苦手そうなさくらに優しく対応する。

引用元:  ラヴソング – 『物語』

 

第1話の内容(ネタバレ注意!

冒頭でも触れましたが、どちらかというと “いまいち” という感想が目立っております。

福山さん主演ということで、王道の月9恋愛路線を期待していた人にとっては、肩透かしを食らった感じでしょうか。

そして、その ”あれ、ちょっと違うぞ”感 の矛先は、ヒロインの佐野さくら(藤原さくら)に向かっております。

確かに、物語の中盤に差し掛かるまでは、なかなかこのヒロインに感情移入できませんでした。受け付けない、といってもいいくらい。

でもその原因は視聴側が物語・ヒロインの情報が不足していたからであり、物語後半は、今後の物語の柱となるであろうものをしっかり感じることができるものでした。

 

ヒロイン、佐野さくら(藤原さくら)について

コミュ障の原因ですが、意外にも吃音(きつおん)でした。

お芝居初挑戦とのことですが、いきなり難しい役どころではないでしょうか。

最初からその設定を知っていれば、物語序盤でさくらが無理して作っていた笑顔も、セリフをなかなか発しないもの、ヒロインの苦しい状況を理解した上で観ることができたのですが。

でも実際、吃音に悩んでいる人と初めてコミュニケーションを取ったとき、多くの人は、「あれ?」と最初に違和感を覚えるはずです。

そうした意味では、物語序盤に感じたヒロインへの違和感は、実は “リアル“なものだったりしたかもしれないのです。

 

そうした意味では、吃音に切実に悩むヒロインの苦境、そしてそれを知りながら、あえて結婚式のスピーチを頼む同居人の中村真美(夏帆)の想いが理解できるようになります。

真美はさくらのことを本当に親身に考えている存在であり、さくらに自立して欲しいと切に願っているため、あえて厳しく接しようとしております。

一方、さくらにとっても真美の存在は極めて大きく、真美が結婚すると聞いた時、素直に祝福できず、真美の存在が遠くなってしまうことを恐れます。

そのため、結婚しないで、と現状維持を願ってしまうわけです。

 

第1話ではっきり分かったことは、『ラヴソング』の主軸は、さくらの成長物語ということですね。

第1話のヒロインの取り散らかった行動も、陰鬱な表情も、彼女の未成熟の部分。

 

ただ、さくらは幸運にも、深い絆で繋がっている真美や幼なじみの天野空一(菅田将暉)がいます。

そこに主人公の神代広平(福山雅治)がどのように絡んでいくかが、今後の展開の大きな楽しみですね。

 

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主人公、神代広平(福山雅治)について

第1話は、どちらかというとヒロインがメインでしたが、主人公の神代の状況もなんとなく理解できましたね。

この神代という男も、明らかに過去の暗い影を抱えつつ、虚ろに生きている人間です。

その過去というのは、昔に組んでいたバンドの女性ボーカルの死に関わるもの。

その女性の追悼式で、そのボーカル女性の親が、神代へ冷たい態度を取っていることから、ボーカル女性が亡くなった原因の一端に神代が関わっているであろうことが予想できます。

 

尚、その女性ボーカルは、同バンドのキーボードを担当していた宍戸夏希(水野美紀)の姉という設定のようです。

そして、夏希は神代へ密かな恋心を抱いているようで、こちらの方の三角関係も気になるところですね。(夏希はあまり報われない役どころの気がしますが…)

水野美紀さんは、さくらに音楽療法を提案する言語聴覚士という重要な役どころですが、やはりその演技の安定感は素晴らしく、彼女が出てくると物語がキュっと引き締まりますね。

名作に名脇役あり、です。

 

主人公とヒロインの恋愛展開について

現状では想像しがたい主人公とヒロインとの恋の展開ですね。

吃音の治療、そして音楽を通して二人の距離は接近していくのでしょうが、そこに恋愛をどう絡めてくるかによって、このドラマの評価は大きく変わってくるでしょう。

年齢がかなり離れておりますので、恋愛はしばらく置いておいて、先ずは二人の信頼構築をベースに描いていくと思うのですがどうでしょう。

いずれにせよ、このドラマは第1話を観ただけでは、面白い・面白くないの判断はつかない感じですね。

万人受けするドラマではなさそうですが今後の展開に期待です!

哀愁の挿入歌は?

最後に、ドラマ挿入歌として流れていた哀愁あるフォークソングですが『500miles』というアメリカの古い曲ですね。

シンガーソングライター、ヘディウェスト(Hedy West)が1961年に発表したものです。

旧きアメリカの不況時代、汽車で移動する放浪者たちが、おそらくは二度と帰ることができないであろう故郷への惜別の想いを歌っている曲です。

聴いていると、なぜか胸が切なくなるのは、そうした放浪者たちの望郷の想いが滲んでいるからなのでしょうね…。

 

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