ロングライフ国家の日本で提唱されるロングライフデザインとは?

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2014年の統計によると、日本は世界一の長寿国となっております。
長寿を英語に直訳すると「Long Life」つまり「ロングライフ」です。

 

そのロングライフのジャパンで最近目にするキーワードとして、
ロングライフほにゃらら、といったものがあります。

 

例えば、「ロングライフ食品」とは賞味期限などが通常よりも長く日持ちするものを指します。長い賞味期限といったら非常食の缶詰や乾パン、そしてカロリーメイトのようなものがパッと頭に浮かびますね。ですが最新技術によって、パンや牛乳などといった日常食の賞味期限が実際に延びたりしてきております。保存料も使わずに味が長続きするなんてスゴイ技術です!

 

そして今回、詳しく書いていきたいのが「ロングライフデザイン」です。直訳すると、長い寿命のデザイン、つまり飽きがこないデザインですね。流行に左右されないようなシンプルなものは、飽きが来なくて長く使える傾向にあります。

 

 

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例えば上の写真は僕が愛用のポーターフリースタイルのカバンです。ここで紹介するのも恥ずかしくなるくらい、年季が入ったものになっております。

で・す・が、高品質の吉田カバンのシンプルなデザインは全く飽きが来ないので、今のところ買い換えるつもりは全くありません。使えば使い込むほど愛着がわくものですし、もし壊れても自分で修理できる程度のものであれば直して使い続けようと思っております。(一針入魂の手縫いの吉田カバンですからね、手入れをすることで更に愛着アップです♪)

 

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調和を生み出す、美しくもシンプルなデザイン

 

ロングライフデザインってシンプルで普遍的であるが故に、強く主張してこないデザインです。従い、周囲の他のデザインと合わせやすくなります。悪く言えば、控えめで大人しいデザインと言えるかもしれませんが、その落ち着いたデザインが日常シーンにあるだけでスゴク心地よいのです。

 

逆に主張が強すぎるデザインって、見た目などにインパクトがあり一見イイように思いますが、飽き易いというデメリットがあります。

例えるなら、昨今の一発屋の芸人さんを見ても最初のインパクトが凄くてその時は爆発力があるのですが、長続きしない傾向にあります。一方、芸人としての本来の基礎力というか、しっかりとした地力のある芸人さんは浮き沈みが激しい芸能界でも長く活躍し続けます。

 

僕の知り合いで、脱サラをして京指物の家具を作っている職人がいるのですが、良質な木材だけを使った無駄のないシンプルなデザインが非常に美しいのです。そしてそのデザインや技術は代々脈々と受け継がれてきたものなのです。そのようなものを目の前にすると、きっと我々は遺伝子レベルで心地良さを感じてしまうのでしょう。

 

家具量販店とは違い受注生産であり納期もかかりますが、安物買いの銭失いとよく言うように、長い目で見ると多少価格が高くでもイイものを買ったほうが得することが多いです!

 

 

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ロングライフのコンセプトはリサイクルにもつながる

 

もの余りの時代です。大切にモノを使い続ける意識が高ければ、自然と中古マーケットにも興味が移っていくでしょう。

 

あなたが買おうとしているものは、そもそも新品である必要はありますか?

家具や雑貨のような金額が小さなものだけでなく、中古車や中古住宅だって今の時代、買い手にとってはメリットが満載です。

 

イギリス人は古いものほど価値があるという考え方をもっております。僕も出張でよく英国に行ったのですが、1800年代に建てられたという非常に天井の低いパブ(PUB)に連れて行ってもらったことがあります。イギリスではしっかりとしたメンテナンスがされた古い建物は非常に高額取引されております。ロングライフのコンセプトは、こうしたイギリスの考え方にも通ずるところがあります。

 

今後も流行という「刺激」は多くの人にとって必要であり続けるが…

 

 

みんながみんな、ロングライフデザイン的なものを好み、ロングライフ食品を食べるような社会になれば、それはそれで面白みがないですよね。

「流行」は、例えそれが人為的に作られたものだとしても、必要で在る続けると思います。繰り返す流行の周期の中で、何か今までにはない新しいものが生まれることがあるからです。

 

ですが、流行り廃りの早い流れに泳ぎ疲れた人たちは、自分に本当に必要なものは何なのかを考え始めるでしょう。

そしてその先にあるのが、ロングライフデザインであるような気がします ~☆

 

 

 

 

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