小松美羽の狛犬作品が世界へ!結婚願望ゼロの美人画家が恋するものは?

 

現代アーティストの小松美羽(こまつみわ)さんをご存知でしょうか。

「美しすぎる銅版画家」として一時、メディアが取り上げ、小松さん自身もよくテレビにご出演されていた時期があったため、知っている方も多いかもしれません。

また昨年、『情熱大陸』(TBS系)で特集されたため、それで初めて知った方もいらっしゃるかと。

 

白黒の世界の銅版画のイメージが強い小松美羽さん。

しかし最近、積極的に様々な色を使うことで作品の雰囲気がガラッと変わり、以前よりも作品にダイナミックな躍動感・力強さが出てきた印象です。

以下の動画は小松さんのライブペイントの様子。

出典: 小松美羽展 テーマ「桜」【DMM Lounge】

出典: Twitter

 

テーマ「桜」で、桜の木を守っている狛犬(こまいぬ)が描かれております。

小松さんが幼い時、道に迷うと決まって犬が現れ、後についていくと家に辿りつくという不思議な経験をされたそうです。

小松さんが小学生の時、地元(長野)の神社を見上げるとそこには狛犬の像が。

あ、これがいつも現れて道案内をしれくれていたんだ

と、小松さん自身は感じたそうです。

 

大人になった小松さんが狛犬を調べて分かったことは、狛犬が平和の象徴だということ。

その平和性を世界に発信することが自分の使命と感じ、彼女は狛犬を描き続けるようになります。

そして昨年、彼女が描いた一つの「狛犬」作品が世界で大きな注目されることになりました。

 

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小松美羽と有田焼のコラボ「狛犬」が大英博物館に!

若い存命アーティストが所蔵されることは極めて異例!

出典: Twitter

 

イギリスにある世界最大級の博物館・大英博物館に、なんと小松美羽さんの作品が所蔵されることに!

大英博物館の学芸員の目に留まり、作品に惚れ込んでしまったのだとか。

 

大英博物館に展示されている作品ですが

  1. 小松さんが描いた作品をベースに、有田焼の職人が型を作る
  2. 焼き上がったものに小松さんが一筆一筆、絵付けをし生命を吹き込んだ

いわば、有田焼職人と小松美羽のコラボ作です。

 

この狛犬、実は世界的に有名な景観アーティスト・石原和幸さんの作品「江戸の庭」とコラボしており、英国チェルシーフラワーショー2015で見事、石原氏はゴールドメダルを受賞しております。

出典: Twitter

出典: Twitter

 

この英国チェルシーフラワーショーが大英博物館の学芸員の目に留まったきっかけとなりました。

 

知っているようで知らない神獣「狛犬」

神社やお寺の入口の両脇に置かれている狛犬の像。

神仏の守護獣としての役割を担っていることは何となく分かっている人は多いでしょう。

が、それ以上のことを知っている人は意外と少ないのでは?

 

実は狛犬のルーツは古代エジプトまで遡ります。

そう、みなが良くご存知のあのスフィンクスは狛犬の先祖になります。

エジプトの獅子像がインド、中国、朝鮮と姿・形を変えながら西へ西へと伝わり、最終的に今の日本独自の「獅子・狛犬」となりました。

 

狛犬が伝わった時期は平安時代と言われており当時、天皇の玉座を守るガーディアンとしての役割だったそうです。

その後、更に時を経て、天皇家の縁のある神社へと伝わっていきました。

長い長うと時を経て国々に伝わってきた狛犬に対し、小松さんは平和性を見出し、自身の作品に投影していったのです。

 

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今をトキメク小松さんにも大きな挫折経験が!

作品「四十九日」が脚光を浴びたものの・・・

出典: Twitter

 

小松美羽の名をこの世に知らしめた作品は銅版画「四十九日」。

小松さんが大学生の時、この作品を制作されました。

先頭を歩くウサギに連れられた祖父の魂がラクダに乗っております。

祖父の魂が成仏する姿を描いており、彼女の死生観が強く出ております。

 

またアーティスト・小松美羽が自画像を描けば、こんな作品になります。

出典: Twitter

 

彼女のフィルターを通せば、このような光景が浮き上がってきます。

小松さんにしか見えない世界。

小松さんにしか表現できない世界。

純粋なものこそ、実は姿・形は恐ろしいものだと小松さんは以前、語っておりました。

(この彼女の発言に根拠なく真実味を感じてしまうのは私だけでしょうか。姿・形があまりにも美しいものは逆に、恐ろしいものなのかもしれませんよ?)

 

色彩のない世界の銅版画。

白と黒の世界に、時にグロテスクでもある彼女独自のダークファンタジーはまさにマッチしており、彼女の美しい容姿とのギャップに多くの人が当時、驚いたことでしょう。

逆にそのギャップをメディアが面白がり、こぞって小松さんを取り上げていた部分は少なからずあったかと。

小松さん自身もそうした一面を感じていたようです。

そのため、彼女自身は自分の容姿にではなく作品にもっと注目してもらいたいと悔しい思いをし、さらに作品制作に没頭していきます。

 

ところが彼女独特のダークな世界は人を選び、万人に受け入られるようなテイストのものでもありません。

四十九日」以降、新作を多くリリースしているものの、「四十九日」を越えるようなヒット作には恵まれませんでした。

そのため小松さんは一時、円形脱毛症になるまで追い込まれてしまいます。

まさにスタンプの時期彼女が取った行動が、これまた驚きのものでした。

 

「四十九日」の原板を切断!

ご存知の通り、版画は原板さえあれば何枚でも刷ることができます。

大切な大切な出世作である四十九日の原板を、自らの過去と決別するために小松さんは切断してしまったのです。

2012年の出来事でした。

 

その後、気持ちが吹っ切れたのか小松さんは銅版画に限らず、

  • 色を使った絵画
  • ペン画
  • そして和服の帯のデザイン

など、自身の活動の幅を広げていきました。

 

アーティストとして不遇の時代を経験したからこそ今、世界が注目するような作品が作れるようになったのです。

やはり一度でも大きな壁に突き当たり、それを克服した人間は強いですね!

 

小松美羽さんは結婚願望がない!?

1984年生まれの小松美羽さん。

今風に言えば、アラサー女子になっております。

アラサーで未婚となれば、世の女子は結婚に焦るのが割に一般的。

 

では小松美羽さんに恋の噂も少しはあるのかと思えば、その気配すらなく、2015年放送の情熱大陸の番組内では妹さんと同居生活をしており、ひたすら絵を描く日々を送っておりました。

引っ込み思案あがり症だと自己分析している小松さん。

恋愛事には奥手なのでしょうか?

 

小松美羽が今、恋しているもの

彼女の過去の作品からも分かる通り、小松さんのフィルターをひとたび通せば、そこには目に見えない世界が広がっているのです。

その見えない世界にあるものに小松さんが夢中でいるうちは当分、恋沙汰は起きそうにはありませんね。

 

自身の描く絵の中に何かに恋をしているかのように、彼女は今後も描き続けるのでしょう。

 

 

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