ドラマ「偽装の夫婦」第6話感想。ナオミとカナコ(奥田英朗)と友情

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ドラマ「偽装の夫婦」第6話です。過去の放送の視聴率は以下のようになっております。

第1話  (内容と感想はこちら)14.7%
第2話  (内容と感想はこちら)10.3% (-4.3%↓)
第3話  (内容と感想はこちら)11.3% (+1.0%↑)
第4話  (内容と感想はこちら)12.3% (+1.0%↑)
第5話  (内容と感想はこちら)11.4% (-0.9%↓)
第6話

大体11~12%あたりを推移しておりますね。裏番組のライバルのドラマ「無痛 ~診える眼~」(フジ)の視聴率が一桁台ですので、それに比べれば数字としては上々でしょう。

さて前回、ヒロ(天海祐希)の超治(沢村一樹)への想いとは裏腹に、超治は弟子丸保(工藤阿須加)に全てを告げる決心をしたところで話は終わりました。あぁ、かわいそうなヒロ。救いとなる展開は今後あるのでしょうか?

では第6話を観ていきましょう!(自分の感想やコメントは青字で区別していきます。)

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出典:http://www.ntv.co.jp/fake/index.html

第6話の内容(ネタバレ注意!

冒頭シーン

結局、朝になっても家に戻らなかった超治。連絡も一切来ていない。

昨晩、超治が保とどうなったか仕事場でも気になるヒロであるが、自分から電話するのはしゃくだとして、超治と連絡を取ろうとはしない。

図書館であった水森しおり(内田有紀)からは「ちゃんと超治に自分の気持ちを伝えないと後悔するよ」と注意されるヒロ。

ヒロと超治の家のシーン

家に超治が帰ってきて、ようやくことの真相を聞くことができるヒロ。すると超治いわく、保の家に行ったときに、保の知り合いのトラックがぬかるんだ道にはまってしまったため、保と一緒に救援しに行ったとのこと。

結局、保の家に帰った後、二人はくたびれてその夜はすぐ寝てしまったのだが、翌朝、超治はついに保に自分が男しか愛せないこと、そして保に告白をしたのだった。

その場で、超治は保に「答えはすぐに出さなくていい」といい、保の家をあとにした。

事件発生!ユウちゃん(井上琳水)さらわれる!

水森しおりの娘ユウが、元旦那の母親に連れ去られてしまった。

しおりの話によると、前夫に暴力を振るわれていたため裁判所から接近禁止令が出て、その間に住民票を移したとのこと。しかし元旦那の職業は弁護士であり、その身分を利用して居場所を突き止め、ユウを強引に連れ去った。

ヒロ、超治、しおりの3人で前夫の皆川(神尾佑)の法律事務所を訪問

親権はしおりにあるのだからユウを返してほしいと迫るが、皆川はそれに応じず、しおりにもう暴力は振るわないと言い復縁を迫る。

それに対し、しおりは自分はもう女性しか愛せないと返すが、皆川は逆上し、ユウは自分と母親で育てると言い放つ。

ここでヒロVS皆川のバトル開始!

ヒロは接近禁止令が出ているが、皆川は6ヶ月がすでに経過しており禁止令は解除済みであると返す。

しおりが申し立てれば再度禁止令は出るというヒロに、皆川はすでにしおりと離婚しているため、配偶者から暴力を受けた際の救済手段としての接近禁止令の要件を満たしてはいないと、これまた返す。

未成年者略取・誘拐罪では、とヒロは問うが、皆川は動じない。元妻とよりを戻したいという目的であれば、営利加害目的でなく告訴されない限りは処罰されることはないと返す。

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⇒ ヒロは、ここで議論から身を引きます。おそらく今の状態では皆川には勝てないと踏んだのでしょう。

しかし法律用語オンパレードですね。このあと、超治は学生時代、ヒロはなんと1週間で六法全書を覚えたことを皆に伝えます。六法全書は非常に分厚い本で、その全てを丸暗記することは気が遠くなるような話だそうです。うーん、弁護士を目指している人、ファイト!

ヒロは身体能力だけでなく頭脳も並外れていることが、ここで分かりますね。

 

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ユウちゃん奪還作戦、見事成功!

ヒロに策あり。宅配の保を利用し見事、皆川の家に忍び込みユウちゃんを奪還することに成功したヒロたち。

怒り心頭の皆川が超治の家に侵入してユウを連れ戻そうとしたが、しおりとユウはヒロの叔母、郷田照乃(キムラ緑子)の家ですでに匿われていた。

家宅侵入罪で訴えるぞ、とヒロは言い、皆川を一旦、撃退する。

皆川とヒロのラストバトル

図書館館長(田中要次)からヒロの実家を聞き出した皆川はついに郷田家まで押し寄せる。

ヒロたちに刑事告発されるぞ!と言い寄る皆川に立ちはだかるヒロ。ここでヒロVS皆川のバトル再開!

どうぞ好きになさって下さいとヒロ。これまでの判例から、ヒロたちは住居侵入での罰金で住むが、ユウを騙して強引に連れて行き帰さなかった皆川は未成年者略取・監禁罪という遥かに重い刑罰を受ける危険性があるよ、と皆川にすごむヒロ。

裁判に勝てばいい、という皆川。

それに対しヒロは、仮に負けて禁固刑以上の刑罰となれば弁護士資格を失うがそこまでして戦う覚悟はあるのかと皆川に問う。うろたえた皆川は、「ヒロが好き」とカミングアウトしたしおりに逆上するが、娘のユウが「もうママをぶっちゃだめ、ぶつなら自分を」と言い、母親を庇おうとする。

ここで今まで黙っていた超治がうって出る。あなたのことがタイプと言って皆川に抱きつくが、皆川は超治を殴ってしまう。

ここで皆川アウト!

超治を殴ってしまった皆川。傷害罪で訴えられれば、弁護士であるから実名報道され、弁護士会に懲戒請求すれば弁護士バッジは確実に失うことになることをヒロに指摘される。

そしてたたみかけるかのように、久々の超治オネエ覚醒モード全開!

「世界の中心は男じゃないってことに気がついたら?」

「女から生まれない人間なんて一人もいないのよ?」

と感情をむき出しにして皆川に抗議する。女性を下に見る皆川の態度に怒り心頭の超治。

ダメ押しは、ヒロ恒例の本からの引用!

直美「もしも、旦那さんが奥さんに暴力をふるう人だったら、上海ではどうなりますか?」
朱美「仕返しされます。まず無事では済みません」
直美「奥さんが仕返しするんですか?」
朱美「自分で出来なければ、親兄弟が代わりに仕返しします。こういうときに助けなくて、とうして家族ですか。家族がいなければ近くの友だちが助けます。それが友情です。ちがいますか」

引用元: 奥田英朗「ナオミ と カナコ」(幻冬舎)

⇒ 今回は友情の勝利! 皆川とのバトルを制し、水森親子をヒロと超治が救いました!

そして今回の引用本は直木賞作家の奥田英朗さんでした。邪魔、イン・ザ・プール、空中ブランコ、サウスバウンドなど数々のヒット作がある作家さんですよね。

超治の告白に対しての保の返答は

保は、超治やしおりのことを変だと思っていたことを正直に超治に話す。しかし、自分は差別主義にはならないとして、超治とは飲みにいくような関係からスタートしたいと言う。そして保は超治と同じくらいヒロも好きだと言い、超治にヒロのことをこれからも大切にして欲しいとお願いする。保の返答に感動した様子の超治は、嬉しそうに頷いた。

一方のヒロは、超治との別れを予感している。

家に帰ったヒロは超治にハグして下さいと言い、超治の母、陽村華苗(富司純子)がガンでないことをついに伝え、超治に華苗へ全てをカミングアウトしてくれと頼むヒロ。全てを終わらせようとしているヒロ…。

そして「ピンポーン」と鳴り響く部屋。第6話がここで終わる。

感想

今回は水森親子の回でしたね。ねちっこい皆川を最後、見事撃退するシーンは爽快でした。

そして超治との別れが近いと自らコメントしたヒロ。そうするしかないとヒロは言っておりますが、確かにここまでの展開上、ヒロと超治が男女として結ばれる結末は考えにくいです。このドラマ、結末を予想することが非常に難しいですね!今度どうなっていくのか益々楽しみです。

一方、水森しおりが「女性しか愛せない」といった時の皆川の偏見に満ちた対応、そして次回第7話の予告にあった超治が大勢の前でカミングアウトし、その場にいる人たちが去っていくシーン。これから、超治やしおりたちのような人たちに対し、差別的感情を抱く人々を意図的に登場させようとしているのでしょうか。

今まで軽快コミカルタッチに進んできた本ドラマも、そろそろ触れざるを得ない重いテーマが見え隠れしてきておりますね ~☆

 

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